職人だらけになってきました。

 

工事開始から、約2週間が過ぎました。手を付けていなかった室内も解体工事が始まりました。

先ずは、南側の広縁です。

旧来の間取りにありがちな、巨大なサッシが連発でとりつけられています。そうです日向ぼっこをするあの場所。1間奥行きの広縁。あこがれ・・。

 

 



天井を解体すると、なにやらぽろぽろと粒が大量におちてきます。すべて鼠のフンです。

このあたりが改修工事のタイヘンなところであります。

 

 

 

 

 



外壁は、耐震&防湿用の構造用合板を貼り切り、外張り断熱用の付け間柱を止めつけてゆきます。

 

これによりサッシの大きさが決まるので、直角をきちんと取りながらの作業となります。

 

 

 

 



薪ストーブ工事を担当する小野沢さんです。

煙突の位置やその処理などについて下見に来てもらいました。

この日の前日まではフィンランドにて煙突掃除人の研修会に行っていたとのこと。

 

 



2階の天井を解体して、煙突の位置を検証しています。

 

 

 

 

 

 



合板の継ぎ目には気密テープ処理をし、気密を万全にします。この柱と柱の間に外張り断熱材=高性能グラスウール60㎜を充填することになります。

屋根裏の熱気を逃がす、通称矢切(やぎり)用の開口もあらたに設けました。

 

 



ねずみのフンと格闘しながらも、広縁部分の天井と壁の解体がだいたい終了。

構造体の健全性もチェックします。

そして今回、柱&壁を増やし、来たるべき大地震に備えます。

 

 

 

 



2階の和室です。この2階の天井裏にも断熱材が現在も入っていますが、袋入りのグラスウール100mmが、ざっくり並んでいるだけなので、思い切って、天井をすべて剥がして、防湿シートで気密・防湿をしたうえで、300mmグラスウールブローイングします。

 

 

 

 

 



屋根裏の現在、こんな感じです。

一般的な様子ではありますが、実のところ、このような断熱では、だめなのです。さまざまな構造体や天井を吊っている木材で、断熱材は隙間だらけに並んでいるだけです。さらに防湿シートが全面に貼られていないので、この空間に湿気を含んだ空気が逃げてきます。

 

 



2階の天井をはぎ取った直後です。松の曲り丸太の梁が1間間隔で飛んでいます。2階は以前養蚕作業場所だったそうですが、数年前にリフォームし、8帖の和室が2部屋あります。内装的にはとても手を加える程傷んではいないのですが、今回、子供部屋になるとのことですので、やはり断熱強化は必須なわけです。

 

 



昭和45年5月に上棟したんですね。棟梁の名前が墨で書かれていました。

当時の大工さんも誇りを持ってこの家に携わったことでしょう。その意思を引き継ぐべく、現在の断熱技術で、もっと暮らしやすい空間にしてみせますぞ!

 

 

 

 

 



外壁には信越ビーアイビーさんの工事で高性能グラスウール60mmが貼り付けられています。まるでパズルのようですね。根気がいる工事です。

 

 

 

 



屋根の上では、和田板金さんが、煙突貫通部の開口作業をしています。

 

 

 

 

 



断熱材を外壁に貼りつけた後は、タイベックシートを貼ります。これで雨が降っても大丈夫。

サッシはほとんどが特注製作になります。約2週間かかるので、これまで付いていたサッシが仮付けされています。

 

 



最新の状況です。和室10帖間×2+広縁部が、改修スタートです。畳を剥ぎ取り、この後床を剥がしていきます。

少しカビの臭いが漂っています。

こんな感じの昔の大広間は、やっぱり魅力的ですね。

 

 


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