ついでに駐輪場も

木製ガレージのついでにと、木製駐輪場をつくりました。間口2mで4台分です。

 

 

いままでは、この鋼製物置に入っていました。荷物がいれにくく、収納量も増えつつあるので、「ガレージにあわせたデザインで」、「かつ安く」、「長持ちし」、「雪にも相当量耐えるもので」、とのリクエストをいただきました。

 

 

 



土台はランバーテック社の県産杉にACQ注入材3寸角を。基礎は不要とし、薪ラック=グリーンラックで採用しているレベルフットで済ませました。

コの字型に配置します。

 

 

 



レベルフットは、荷重的に1ケで充分ですが、安定性を高めるため両側に取り付けました。高さ調整が容易なのでとってもら楽チンです。

レンガはコメリで78円/1ケ。

レベルフットは¥2500/ケ。

 

 



この土台に、あらかじめ作業場でつくった壁パネルを立てます。一人で作業ができます。

 

 

 

 



両サイドの壁をビスで固定しました。

壁は杉板です。フレームは防腐剤注入のツーバイフォー材。

 

 

 

 



壁どうしを継ぐ桁を。これもツーバイフォー防腐注入材です。

 

 

 

 

 



桁を受ける材です。屋根の荷重がかかりますから、ビスをたくさん打ちます。どうせたくさん打つのならばと、にっこりバージョンにしました。

 

 

 

 



桁を2本固定した後、屋根の骨組みをのせます。これも作業場であらかじめ作ってきました。一人で持てる重量です。

 

 

 

 



だいぶ形になってきました。

壁パネルの上部が斜めになっています。

 

 

 

 



桁や壁パネルにビス固定しています。

 

 

 

 

 



再度、水平器を見ながらレベル調整をします。

 

 

 

 

 



こ野地合板、方杖、筋違いを取り付けました。

ここまで、組立時間は約1時間です。

 

 

 

 



明日屋根屋さんがきますので、ルーフィングまでやっておきます。

軒先は防水テープで補強しておきました。

 

 

 



作業場での加工、パネル組み立て、塗装で1日かかりましたが、現場での作業は2時間程度でした。お値段は、材工で15万程で済みました。

基礎などによる地面との固定がされていないので、台風の時など、浮き上がりが心配ですが、相当な重量があるので、通常状態では問題なさそうです。

 



ガルバリウム鋼板の立平葺きで屋根は仕上げました。雨樋付です。なかなか感じよくできました。

今回屋根以外は、わたくし塩原で行いました。

 

 

 

 

松本市・3年点検

しばらくブログ更新が滞ってしまいました。すみません。

最近、毎晩遅くまで仕事をしております。従って朝はなかなか起きられません。かつては完全に夜型で、帰宅は1時2時なんて当たり前になっていました。帰宅してから晩酌&食事です。こくりこくりとなったらそのままzzz・・・。そりゃぁ、ぶくぶく太るわ、ってことになりますね。

そんな自分に嫌気がさして、2年ほど前、一念発起し、完全に朝方人間に変身したはずだったのですが、今はまたしてもすっかり夜型に。子供たちともすれ違いになっており、こりゃまずいです。「あさってから始まる3月からは・・・」、なんて企んでいるのですがどうなることやら。



約2年ぶりとなる、築後3年点検で松本市のT様邸を訪問しました。「松本民芸家具にあったデザインで、高断熱の家を」というコンセプトでした。

1階部分はいつものウェスタンレッドシーダー(米杉)ざらざら仕上げ+ダークブラウン塗装。

 

 



建築専門用語で、「延焼(えんしょう)の恐れのある範囲」という言葉があります。知ってますか?

地域によって防火制限はまちまちですが、ここ松本市は法22条地域と言いまして、隣地境界(または道路中心線)から3mの範囲は、木板など燃えやすいものは使用できないルールがあります。(2階は境界から5m)

ここは西側の境ですが、1.2mほどしか空いていないので、ここの外壁には通常木が貼れません。

 

 



そこで、ウィルウォールという、防火上有効な成分を含浸させた、防火認定品を使用しています。

これがホント、馬鹿みたいに高いのです。4倍程度の値段になってしまうのです。それでも木の質感にこだわる。年月と共に味わいが出るから。

 

 



南側の外壁です。軒の出が深く、1.2mとっています。

1階の板部分は多少、色がうすくなっていますが、むしろいい雰囲気と言っていいのではないでしょうか。

2階はしっくい調の石灰系左官材です。

窓は三協アルミのアルペンPL。これって実際はシャノン製品です。

 

 



東側にはオリが。

エコキュートの貯湯タンクやヒートポンプ室外機、太陽光発電のコンバーターなどが目隠しされています。材料は、いわゆる野縁(のぶち)と呼ばれる、下地材です。金額は大したことはありません。

 

 

 

 



近くに寄れば何があるか分りますね。

 

 

 

 

 

 

 



落ち着いた雰囲気の玄関。ドア横のオレンジのサイドライトは現場制作です。ガラスは確か富山県のガラス屋さんでネット購入しました。

北側道路の敷地なので、玄関は北に配置されています。通る人がはっとするような重厚感あり。

 

 

 

 



屋根裏の点検です。将来、この家を継ぐであろう長男坊やが、同行してくれました。ライトを持ってくれています。

ここはあえて屋根断熱とし、この空間も室内の扱いになっています。暖冷房ランニングコストは余計にかかりますが、換気ダクトの点検も容易ですね。

 

 



床下です。設備配管からの漏水の有無やシロアリ被害などを、目を見開いてチェックします。

ピンク色のものは高性能グラスウール断熱材。厚さは14cmです。

 

 

 



ご両親の許可を得て、坊やもついてきました。これまでたくさんの床下を点検してきましたが、お客さんと共に潜ったことはこれまでなかったなぁ。

以前、入り口から飼い猫が入ってしまい、脱出させるのに、とっても苦労したことがありました。

 

 



せっかくですから記念撮影~っと!

「この上はなぁ~んだ?」

「んと、畳の部屋かな?」

「ぶぶ~」

「あっ、玄関かぁ~」

「しぇーか~い!」

 



いくつか細かい修繕点はありましたが、全体的にきれいに可愛がって使っていただいており、感謝です!

お土産でいただいた手作りパイも、極上の味でした。作業中、とってもいい香りが漂っていたので、お腹ぐぅぐぅしてたんですよね~♪ Tさん、ありがとうございました。今度会う時に子供たちがどのくらい成長しているか楽しみです。

 

 

信州は省エネ住宅のトップランナーとなれるか?

長野県は先日の県議会で、住宅間連で画期的な方向性を打ち出しました。

長野県環境エネルギー戦略のなかで、

新築住宅の着工前に、その建築主に、省エネ性能や自然エネルギー設備の導入計画などの検討を義務化する、というもの。当然私共設計者やハウスメーカー・工務店は、お客様に対して、論理的に消費エネルギーシュミレーションを提示し、予算を含めた仕様の検討、自然エネルギーを活用した省エネ設備機器(太陽光・地熱・水力・バイオマス<薪ストーブもふくまれれるか>など)の導入検討、そしてそれらを踏まえた他社との比較、相見積りという流れになるでしょう。

私としては大いに歓迎すべき、と感じます。むしろ遅かったくらい。

これまでは、やれ太陽光発電の効率だとか、ヒートポンプの効率だとか、どうしてもメカに頼った省エネ思考でした。初期投資をペイするのに何年かかるとか、熱交換効率が何%とか、余剰電力買い取り金額がどうとか、さんざんやってきました。

しかし必ず初期投資がかなりかかります。そしてメカはいずれ壊れます。お金の「いたちごっこ」になるのは明白です。

省エネ機器を否定しているつもりはありません。そうした技術に関しては、日本は世界のトップランナーです。各社競い合って、より効率性を高めるのは、技術者の誇りです。

でも、晴天率の高い地域では、冬、室内に効率よく太陽エネルギーを取り込んだりするような地域の特性を生かしたり、基本的に効率が落ちない断熱材の厚みを増やして断熱性能を高めたり、夏季の日射遮蔽などをヒサシやすだれなどで行うような簡易的な方法でも、省エネは図れます。いやむしろそのほうがイタチゴッコが無い分、優秀な技法だと考えます。初期投資も数十万で済みます。

省エネ機器に対する補助金はこれまで手厚くなっていました。しかし断熱材を厚くするための補助金、アルミサッシを樹脂や木製サッシに断熱性能をグレードアップするための補助は、決して十分なものとは言えませんでした。

また、我々作り手も、住宅を計画・設計する段階で、エネルギーの消費量まで計算・シュミレートしながらの仕様やデザインの検討を怠ってきました。お客さんから求められることも稀でしたし、そうした計算ツールが統一できなかったこともあると思います。

 

あと40日後からの来年度は、こうした取り組みを普及させるため、制度説明や建築業界内での表示ルール作成、計算ソフトの使い方講座などが行われ、平成26年度からの義務化になるようです。

全国に先駆けての取り組みで、日本中が注目をすることでしょう。長野県は自然エネルギーが本当に豊かです。日射あり、水力あり、森林(バイオマス)あり、地熱あり。人の意識さえ高めれば、トップランナーになれる素質は十分に備えていると思います。

スタートラインに立つべく、行ってこようと思います。住宅建築に携わる方は、ぜひごいっしょに!



 

 

 

 

 

 

 

 

薪談義

昨日は、塩尻市で長野県主催の「森林フォーラム」が開催されました。県土の80%近くが森林である長野県は、「森林県から林業県へ!」という変革期を迎えています。

私も会員登録している、自然エネルギー信州ネットでは、このフォーラムに、「木質バイオマス展in塩尻」と称して、薪ストーブ・ペレットストーブの展示や、大型マキワリ機の実演などを行いました。



上田のヤマショーさん、よくぞ持ってきてくれました!長さカット、割り、コンベアーによる搬出を一度にやってしまう機械です。一式350万円なり。

 

 

 

 



割られた薪は、グリーンラックへ収納。

それにしてもあっという間に、どんどん薪が作られてゆきます。

今年も薪不足が続いています。どなたでも、安価で薪を入手できる環境を整えたいものです。

 

 



松本のエイトノット・上原さんご夫婦も参加。ピザなどが焼けるオーブン付タイプは、人気者でした。

 

 

 

 



信州カラマツストーブ。

 

 

 

 

 



ロケットストーブ。

 

 

 

 

 



モキ製作所。

 

 

 

 

 



エイトノット製、七輪タイプ&小型モデル。

 

 

 

 

 



一日の締めは、薪談義が。

 

 

 

 

 

 

 



薪ストーブ販売店、薪販売店、薪卸業者、林業関係者など、薪に興味・関心・関係している人々が一堂に会し、互いに談義をしました。このような機会はこれまでになかったこと。大変有意義であったと思います。

昨年、薪ストーブユーザーが3倍程度に増加し、これからは薪の生産から流通までをマネジメントしなくてはならない、というお話が中心でした。約1時間と、短い談義であったので、多くの意見交換が出来ずじまいだったと思いますので、今後も継続して行いたい談義ですね。

 



その足で塩尻市内の同級生(ほんとに何なんだ、この差は)が経営しているお店へ。

ここでは、私もたまに飲んでいる、う〇ちぶりぶり→痩身効果のある”zija(じーじゃ)”なる健康飲料を販売しています。

まだまだマイナーな存在だそうですが、かわいいパッケージも好感。ハーブメインですが飲みやすく、なかなか好評のようです。ジージャ、よ~く憶えていてください。これからキマすよ、これは。

 

 

シンジュウキョウ

2/13岡谷市で新住協(シンジュウキョウ)の長野支部研修会へ行ってきました。

知る人ぞ知るこの新住協。全国各地の工務店や設計事務所、建材メーカー各社が、木造住宅の、より良い室内環境やデザイン、工法の研究・検討、意見交換を行っています。



以前勤めていた会社でも加入していて、10年近く活動に参加してしていました。入会したころは、まだまだ高断熱住宅が信州には普及しておりませんでした。たまたま松本市で、セミナーが催され、たまたま参加した私は、冬暖かく、夏涼しい家の作り方の情報に、「うわぁ~!欲しかった情報はこれだ!」と心が躍ったものでした。

 



新住協は、いわゆるフランチャイズのようなものではなく、入会費と年会費さえ払えば、このような技術情報誌を提供されたり、頻繁に行われる研修会に参加できます。ここで得られる技術情報や見聞きできることは、そのすべてが実践的で貴重なものばかりです。

独自のプログラムソフト=QPEX(キューペックス)により、設計段階で暖房で消費される灯油(および電気)エネルギー消費量が明確になります。

「あなたのこの家は、灯油が年間で〇〇リットルかかります」ということが誤差なく伝えることができるのです。これは画期的なことだと思いませんか?しかも経験的に誤差はあまりありません。良くできたプログラムです。

 

 



独立開業して、改めて入会しなおし、長野支部の研修会に初参加です。以前より見知った方々が多く、さながら同級会のようでした。

講師には仙台本部から、会沢さんという、非常に素晴らしい方をお招きしています。

 

 



会議室での勉強会後、会員でもある向山工務店の社長宅の、冬季の室内温度分布を、サーモカメラでチェックしてみよう、ということで。

以前にも数回こちらにお邪魔していますが、信州らしい、堂々とした外観です。

 

 



開放的なつくりでありながら、室内はまったく寒くありません。むしろ暑いくらい。いたるところをサーモカメラで検証しましたが、温度分布は、ほとんど20~22℃で均一です。1階北側の掃出し窓の下の方でも18℃程度でした。

 

 

 



こちらのお宅にも薪ストーブがあります。(国産~岩手県釜石市石村工業株式会社のクラフトマン)

基礎断熱で、床下に温水式の床下放熱器が配されています。窓前の、床スリットから暖気があがっています。

2階には暖房なし、とのこと。

 

 



暖房と給湯のエネルギーには、ATO社の薪ボイラーが利用されています。夕方一輪車1台分の建築廃材を投入し、水(不凍液)を80℃程度まで温めます。そのお湯の中に、ステンレスのフレキシブル管を20m分とぐろ巻状に浸してあり、熱交換(いわばアツカンですね)して、暖房の熱・給湯の熱として利用しています。薪はやはり建築廃材。不安定にならないように、灯油ボイラーへ入力しています。灯油は年間で200リットル程度で済んでいるとのこと。場所をとってしまうのが難点ですが、シンプルながら、とてもいいシステムです。

 

 



近所に、ものすごい火の見やぐらがありました。消防署のようです。

この日は天気もよく、気温も10℃近くまで上がりました。サーモカメラを使っての検証をする、という目的にとっては、あいにくの天気でした。

 

 

長野県は、いよいよ再来年度から、建築主に対して「設計された住宅に対して、予想されるエネルギーの使用量を明示する」施策がスタートします。全国でも初めてです。きっと新住協会員では当たり前に使っているQPEXが活躍することでしょう。

また、新住協会員が多数参加する、全国一斉見学会も2/23、24で行われます。明日の朝日新聞に、でかでかと告知広告が掲載されるそうです。(長野県は2/16掲載。他府県は17のところもあるそうです)

来年こそは暖かい家で冬を過ごしたい、新住協の会員がつくる家の真価を体験したい方は、ぜひ各会場に足を運んでください。寒い時期にわざわざやっているのですから。来年は、私も参加したいと考えています。

新住協のホームページへ~見学会情報



 

 

一生もんで、積雪1.5m耐えます

今日は建国記念日。ケンコクっていうことなのだから、日本という国が出来た日なのですね、きっと。先人たちに感謝をしましょう。

朝一番で、知り合いの方が経営されているアパートに、下駄箱を納品・設置して参りました。

 



アパートの玄関には、靴はもちろんですが、スキー板やゴルフバッグ、ほうき、それにこの時期だと、灯油のポリタンク、雪かき、そり、ジャンバーや帽子や手袋など、さまざまなものでごった返します。

収納としては、このような低めの下駄箱が一つあるだけなのが一般的のようです。

大家さんいわく、「ドアを開けて、まずお客さんがチェックするのが、玄関の収納の量」だとか。下駄箱でお客さんの心を鷲づかみしたい。

 

 



コストパフォーマンスNo.1を自負するしおはら住宅デザイン設計による下駄箱をこしらえて、本日搬入しました。

高さが1.2mと、やや高めですが、収納量を重視。

長いものもすっきり納めたいよね、ということで、このようになりました。

 

 

 



非常に狭い空間なので、ドア式ではなく、引き戸式にしました。それも、引戸を上吊り式にして、底板や敷居を廃し、長靴がタイル床にそのまま置けるように工夫しました。

長靴が入る下駄箱、しかも雪が靴裏についていてもノープロブレム。

 

 

 

 



つまりこういうことです。

新築の住宅ではこれまでしばしば採用してきたパターンですが、アパートに住む人にとっても、この方が親切なのであろうな、と思うわけです。

 

 

この時期になるとアパートは入退去の時期で、いろいろと忙しいですね。しおはら住宅デザイン設計でも現在、松本市でアパート退去後の「ちょっと、一工夫をリフォーム」をしていますが、先日工事中にもかかわらず、入居希望者の方が見に来てくれました。まだ床を張る作業中でしたが、その場で入居をご決断いただいたようです。大家さんに「よしよし」と頭をなでてもらいました(笑)そのアパートリフォームの様子はいずれ紹介するとして、今回は気合の入った、かなりコストパフォーマンスに優れたカーポートが完成しましたので、レポートします。

 



場所は長野市の北部に位置する中野市です。今年は非常に雪が少ないのですが、ひどい年には積雪が1m以上になる、豪雪地です。

先日、大工さんによる建て方の様子をアップしましたが、ようやく、今日完成しました。

 

 



ゆったり2台、並列型です。建物のデザインに合っていて、一生持ちこたえるものを、とのご要望に沿ったものです。

屋根には折板(せっぱん)を、どんと載せました。

山がかなり大きめのタイプで、設計上は湿った重い雪が1.5m乗ってもなんともないはずです。ガルバリウム鋼板製の厚み0.8㎜です。方杖と呼ばれる斜め材をバシバシ配し、ぐらぐらしない頑強さを持ち合わせています。

 

 



この山が大きければ大きいほど、雪によるたわみといいますか、しなり、には耐えることになります。

屋根勾配も5%(5/100)として、雪止めもつけてあり、あえて雪を落とさない、さらに雪がどんどん積もっても、雪降ろしをしなくてすむように、ということで、この大きな山にしたわけです。

 

 



車と車の間に、本当は柱が無い方がいいですよね。邪魔ですし。アルミ製の既成品のものの中には、柱がなくて、アーチ状の梁が配されていたり、ポリカの屋根がドーム状になっていたりするものもありますが、豪雪地では、はたしてどの程度持ちこたえられるか・・・。ここはやはり多少の不便は受け入れてでも柱を立てたいところです。

 



車と車の間の柱は、このように、50cmほど、ひっこめると、がぜん車が入れやすくなります。今回はサイドドアの位置を考慮して、60cmほど引込めました。

 

 

 

 

 



台風時など、風で浮き上がりを防止するホールダウン金物を、各柱につけています。金物もこげ茶色であらかじめ塗装しておきます。キソパッキンをかませて、柱の下端が濡れないようにしています。

 

 

そして、肝心のお値段!

今回、材工、工事費込みで95万税込でした。各職人さんや材料屋さんにもしっかり利益がでています。

 

安いと感じる方、高いと感じる方、さまざまだと思いますが、今回の木製カーポートの優れた点をまとめておきましょう。

・豪雪に耐える。重い湿った雪でも1.5mは余裕でOK!

・建物とマッチしたデザイン。年月と共に味わいが出る。

・とても高級に見える。自慢できる。

・雪が落ちない、落とさなくてよいので、雪かきの面積、手間が激減!

・朝、フロントガラスの霜とりが不要。アイドリングストップ!

・木製なので、壁を一部につくったり、タイヤなどを置くたななどが、後でつくりやすい。

・間口や奥行き、高さ、寸法は自由に設定できる。

 



これは、別のお宅ですが、このように、屋根の上をベランダにすることだってできます。

人にも愛車にも、地球にもヨロコビを。

 

 

建築主OBのKさん、大賞を受賞!!

長野市の雪は、幸いにも夕方には降り止みました。湿った重い雪でしたが、前回の成人の日大雪の反省から、タイヤチェーンを購入して今日を迎えましたが、使用することなく、安曇野市を高速道路で往復しました。

私は、車の運転中、先々のいろいろなことを考えたり、過去を振り返ります。

一昨年の3月、私が勤めていた会社が倒産しました。もうすぐ2年になるのだなぁ。

あのとき、精神的にも、経済的にも、本当にどん底でした。やり場のない怒りと、逃げ場のない誹謗中傷を浴びつづけ、「わが人生これで終わった」、とさえ感じていました。

その後、倒産当時に建築中であったKさんからお声掛けをいただき、「つづきの工事を、ぜひ塩原さんにお願いしたい。どうしてもあんたじゃなきゃだめ。」というありがたいお言葉をいただき、再びこの世界に戻れるきっかけをいただきました。

倒産後の残工事は、当然予算がない。なにせKさんも多額の債権者でしたから。

この現場に関わっていた関係業者(当然債権者)に工事続行希望の旨を伝え、破格の工事金額で請け負ってもらい、DIYで出来そうな作業は、できるだけKさんに手を動かしていただき、私もできる限りのサポートをさせていただきました。



Kさんは、私の父親と同い年です。

私にも、実の息子のように接してくれます。

愚痴も希望も二人で言い合いました。

幸い、4か月後には、無事完成をさせることができました。

 

 

そしてその想いをKさんが、とあるコンテストに応募したところ、なんと3487通の頂点であるゴールデン大賞を受賞したと、先日、嬉しいお知らせをいただきました。捨てる神ありゃ、拾う神ありです。私たちの壮絶な想い、私たちがやってきたことが認められたような気持がして、もう何十回も眺めました。

http://goldentime.jp/

 

「試練から金の輝きへ」、こんなことが起こるんだなぁ、と、ぼんやり考えながら帰路につきました。



遠い昔の出来事のようにも感じますが、ついこの間の出来事のような気もします。

今では、「人生これから!」、と思えるからなお嬉しい。

 

 

 

 

すごい薪ストーブが世に出てきます

松本市県のリフォーム現場を抜け出し、松本市横田の株式会社翔武(しょうぶ)さんへ。

大工の、オニロクこと藤田さんと共に、エイトノット=オリジナル薪ストーブを見に行ってきました。あ、そういえば明日は2/6なので、オニロクの日です。



知る人ぞ知る、バイクや自転車販売修理の翔武さんですが、店先には薪が並んでいます。

私は2度目の来店ですが、藤田大工はお初でございます。いつになくワクワクしているようです。

 

 



先日完成したという新しいモデルです。

従来のデザインを継承し、機能性重視でコンパクトにまとめ、そんでもって庶民にも手が届くようにした廉価版です!本体価格23万!!お~っ!そこまできたかぁ~!!

 

 



内部構造や、工夫点など、一通りご説明をいただきました。

蓄熱体としてのモルタルも内部に厚く塗りこめられ、空気の採り入れ口とその流れにも、薪ストーブ職人としての配慮が随所になされています。きれいに燃えそうです。とっても嬉しくなりました♪

 

 



フロントガラスには、サンドブラストでロゴがはいっており、おしゃれ感を演出しています。こういうちょっとしたところに、エイトノットサンらしさが出ています。

 

 

 

 



ショールームには、お父さんモデルが君臨中!きれいに燃えています。

輻射熱も十分に出ていて、暖房としてはなんとも心地よい。

このモデルは、薪を燃やす炉とは別に、調理ができるオーブンがあるのです。

 

 



こちら社長の上原さん。元バイクのレーサーとのこと。すばやくピザを焼いていただきました。

 

 

 

 



これではオニロクさんもたまりません。

 

 

 

 

 



「うめぇ~~~~ぃ!」

「うわっ!うみぇぇぇぇぇぇえぃ!」」

そうなんです、オニロクさんの自宅(伊那市)はヤギが同棲中。しかも4人(だったかな?)。

「ほしぃ~~~~~!」とも。

さてさて、奥さんを説得できるかな?

 



オニロクさん、相当気に入ったらしく、明日の2/6記念日、薪ストーブ導入緊急家族会議が行われそうです(笑)。これまで薪ストーブは導入に100万円程度かかるとされてきました(本体・煙突・炉台&側壁・設置工事費・経費など一式)。現段階だと、まだ準備中ではありますが、その半分くらいの値段で皆さんのお手元に届けられそうなのです!すごいメーカーがあらわれました。注目していきましょう。

 

耐久性200%UP!~マイトレックACQ注入

節分を前に、急に春めいた天候が続いています。つい先日まで、-10℃近い最低気温を連発していましたが、今日はなんと+10℃。その差は±20℃近いものになっています。体調管理をしっかりせねばなりません!生暖かく感じる風の中、道路脇や屋根に残った雪が、ぴちゃぴちゃと音を立てて溶けています。

 



昨年、グリーンラックを通じてお知り合いになった、松本市のハウスメーカー、スペースウェアハウスの醍醐さんから、グリーンラック、再度のご注文です。

建築場所は安曇野市穂高。

 

 

 



完成したばかりのスペースウェアハウスさんの新築住宅を背に、醍醐さんとパチリ。

醍醐さんは今年、厄年らしいのですが、あまりそういう雰囲気は感じません(笑)。無理やりオノを持たされました(笑笑)

 

 



このご住宅にも薪ストーブが採用され、薪の保管庫としてグリーンラックを標準で装備していただきました。

GR36416R×2台=マキ約200束収納~組立前です。

 

 

 



2/2、3で完成見学会ということで、薪ストーブの慣らし運転中♪

このお宅の外観の特徴、杉の無垢板がきれいに縦張りされています。少し緑がかっているのは、無塗装の杉板(中国製・福杉)に、30年木材を腐らせないというACQ防腐材を注入させてあるということ。

 



しおはらデザイン設計でも、このところデッキ材でしばしば採用させていただいている、松本のランバーテック社さんであらかじめ加圧注入した福杉が貼られた外壁。はじめは毒々しい緑色ですが、徐々に茶褐色に変色し、さらに数年かけてシルバーグレーに変色していきます。

 

 



醍醐さんも満足気です。軒の出がもう少し深いと、より安曇野、または醍醐さんらしいどっしりとした外観になるのではないでしょうか(笑)。

 

 

 

 



そんな外壁に合わせ、今回初めてではありますが、グリーンラックもこの外壁と同様、ランバーテック社に持込み、ACQ防腐剤を注入しました。

通常グリーンラックは無塗装で出荷し、お客様にて塗装をしていただくようご案内していますが、今回のようにイレギュラーなご注文にも、すばやく対応させていただきます。

使えるものは何でも使わせてもらう主義の私なので、醍醐さんにも当然のように組立を手伝ってもらいました。(醍醐さんもインパクトを持ってやる気満々でした)

 

 



通常のグリーンラックは、数年毎の塗装を条件として、10年~の耐久性を見込んでおります。

こだわりの杉板屋根が、もっとも腐朽しやすいと考えています。床や壁パネルは10年以上は普通に耐えると思います。

しかし、今回のようなACQ防腐剤を全体に加圧注入させると、耐久性は30年程見込めるのではないかと考えています。

 

 

 



問題はその注入加工料金ですが、GR36416R×1台あたりは、ブラス¥25.000ほどになりそうです。(注入用釜への持込運賃含む)

キシラデコールなどのオイルステインを、当方であらかじめ塗装させていただく場合、塗料代+塗装手間代で¥18000頂戴しておりますので、¥25.000は決して高くないと思います。むしろ、数年毎の塗装も不要になりますので、長い目で見れば、断然お得なのではないでしょうか。

 

 



納期は約2週間程いただくようになってしましますが、グリーンラックの超耐候型モデルとして、近く商品化したいと考えています。

外観もさることながら、室内インテリアにも、住み手のこだわりが満載の、スペースウェアハウスの完成見学会、お近くの方はぜひ一見の価値ありです!春の気配を感じつつ、是非お出かけ下さい!!

スペースウェアハウスさんのブログでも紹介してしただきました。http://swhjp.com/canada/column/2013/02/223vol4.php

 

 

 



この日に合わせて、塩原も、グリーンラック用にコーディネートされた衣装です。二人とも、足が短いのが目印です(笑)

醍醐さんはこの衣装にお面を付けて、明日の節分の役割を果たそうと考えているようです。