好調につき、体制を整えます!

薪ストーブの火入れ報告が相次いでいます。今年も薪が不足しそうな気配・・・。



「おたくで薪は売ってないの?」や、

「グリーンラックをそちらで塗装して出荷してほしい!」や、

「すぐに3台出荷してくれぇ~」とか、

「庭に植木があって、寸法調整してほしいんだけど。」など、皆さんのご要望に対し、即座に対応すべく、

これまで手狭だった製造工場を、ひろ~い場所に移しました。夜中まで製造もできちゃいます(笑)



えらく広いのです。この写真は2階。1階も同じ広さです。

事務所から約10分くらいのところにあるので、特注品などの製作に即座に取り掛かれます。

築50年で、以前はリンゴの共撰場だったところです。

 



正式には明日、12/1からの借用ですが、大家さんのご厚意で、2週間前程から荷物や道具を移動し、数台製作もさせていただきました。あ~広いってスンバラシイ!!

 

 

 



軽井沢K様GR18216R。並びの倉庫と色を合わせて塗装をしていただきました。

 

 

 

 



軽井沢F様GR36416R。紅葉のなか、組立設置させていただきました。塗装はご自身でお願いしました。

 

 

 

 



松本市S様GR36416R。お隣のアパートとの目隠しを兼ねて、駐車場付近に設置させていただきました。

 

 

 

 

 

 



小諸市Y様GR36416R。設置組立まで担当させていただきました。お隣には、数年前に別の業者から購入した薪小屋が。



 

 

 

 

 



埼玉県T様GR36416R特寸×2台連結。塗装、雨樋、組立設置まで担当させていただきました。中間に外水道流しがあります。



 

 

 

 

 



安曇野市H様、GR36416R並行連結×2組。400束収納。

塗装ができたよ~とのことで、近くを通った際、立ち寄らせていただきました。

お役に立てていただいて大変嬉しく思います。今後も景観に配慮した薪用ラック・薪小屋を設計士として提案していきたいと思います。

 

 

 

やまなし木質バイオマス協議会・第1回技術者研修会に行ってきました。

行ってきました快晴の山梨!いや~暖かかったなぁ。木質バイオマス=薪の利用状況などの視察に、自然エネルギー信州ネットの会員として聞きにいってきましたよぉ~。



午前中は南アルプス市にある薪ステーションの見学。

長野県でも同様の動きがありますが、暖房エネルギーとしてのバイオマス熱利用は、古来より続いてきている生活スタイルです。

 

 



玉切り状態での販売をしていました。

割ってある、広葉樹ミックスは1束約500円也。鉄製のラックは要返却です。

 

 

 

 



隣にある事務所には、講釈板が。

残念ながら、地元の樹の利用率は、長野県同様低迷し、木造住宅構造材のほとんどは、米松やホワイトウッドでした。

 

 

 



木の国サイトなる、木材流通センター的な場所となっています。

 

 

 

 

 



午後は、ヨツール、ダッチ、バーモンドの薪ストーブの燃焼の仕組みについて、代理店の人の説明や、ペレットストーブのメンテナンスのことなどを聞きました。山梨県では唯一「飯島製材所」で全木ペレットを10kg入り袋=¥600で製造販売しているそう。

 

 

 

 

今後、全国的に薪ストーブの利用が進んでいくと思いますが、やはり乾燥薪に対する周知徹底と、間伐材針葉樹の熱利用が森林整備を進めるうえで大事になって行くことは共通の認識であったと思います。

 

デッキをスロープに

人は皆老いる。そう、私もあなたも。そして酷使してきた足腰は弱る。必然とはいえ、人が棲む家も、そんな体の不具合に対応していくようにせねばなりません。



いつか自分もお世話になるかもしれない車いす。

「そん時は、その時だよ」と考えつつも、新築時に漠然とでも意識しておかねば、改修工事も容易ではなくなります。

以前ブログで紹介した長野市内のT様宅。

お父様が車いす移動生活ですが、ご自身の10年後も視野に入れ、既存のデッキを車から玄関まで入れるよう、スロープに改造する工事をご決断!

 

 



工事に先立って、長野市から助成金を利用するための申請を行いました。ケアマネさんのアドバイスをいただきました。

今後10~20年は、こうした在宅介護を支援するために福祉医療費がたくさんかかるのではないでしょうか?住んでいる市町村で、福祉サービスや補助限度額があまり差がないようにしないと、ですね。

 

 

 



私の父親も71歳で、足を引きずって歩いています。ひざがうまく曲がらず、歩けばすぐに痛くなるそうです。私が小学校のころは、早起き野球でキャッチャーやピッチャーで活躍していましたし、グランドで競走したり・・・。今から思えば、あの時、父親は全く持って健常でした。しかしこの齢になると、なかなか治らないようです。

もう3年も実家に帰ると、

「いつか完治すると思っていたが、なかなか治らない。現状維持がやっとだわ。」

とこぼしています。それでも毎日足を引きずりながら散歩したり、テレビを見ながらひざをさすっています。近いうちに、実家も今回のようなリフォームをやらなくてはならなくなるのでしょう。

来月に迫った年末年始に実家に帰ったら、この辺りのことも、ちょっと考えておこうと思います。

私にも小学生の娘がいます。早起き野球はしていませんが、現場では足場をよじ登ったり、屋根にはしごで登ったり、材木を運ぶために走ることもありますが、いずれ父親と同じように老い、足を引きずって歩く時がやってくるのでしょう。

 

外構でこんなに変わる

お家はすばらしいのですが、お庭やアプローチ、フェンスなどの外構工事を怠ると、素敵な住宅になりませんね。やはり予算的に後回しにされてしまうのでしょうか?

そうはいっても境界付近のフェンスや、玄関のアプローチは、最低限やってほしいのが住宅設計者の本音です。



真壁古民家調のご住宅です。北側道路に面する境界付近に、段差解消を兼ねて、RC(鉄筋コンクリート)造の塀とワイヤーフェンス、そして玄関アプローチ、といった内容の外構工事を設計いたしました。

 

 

 



コンクリートの型枠の状態です。既存の植栽の根を傷めないよう、この時期での施工となりました。

奥に見える桜の木は、このお宅のシンボルツリーですが、かなりの先輩です。

 

 

 

 



先日、ついに完成しました。

コンクリートもきれいに仕上がっています。千曲市の堀内商会さんが担当しました。社長の堀内さんは、かなり強面でだるま体型(失礼!)ですが、きちんと筋を通すお方で、いい職人を抱えています。

 

 



玄関へのアプローチです。あまり費用はかけずとも、この程度でもかなり印象が良くなります。

 

 

 

 

 

 



この踏み石(30cm角のなんてことないコンクリートの平盤)も、堀内さんがどこかの現場から持ち寄った中古品なのですが、タダ同然でお分けいただき、古さがかえっていい味を出しています。

 

 

 



水道メーターの位置は勝手に変更できないため、平盤を切り抜き加工しました。いや~この作業、大変だったんじゃないかな?お見事!!

 

 

 

 



建物完成後、いろいろと事情があり、また、道路下水道工事があり、2年越しの工事となりました。

私もかなりホッとしましたが、お住まいのF様、堀内社長には本当に頭が下がります。

 

 

トップラン感謝祭にて

松本市のトップランの感謝祭イベントにグリーンラックを展示させてもらってます。お隣には、薪ストーブ仲間のエイトノット・上原さんが、自ら製作しているオリジナル薪ストーブを使ってピザをふるまっています。



今日の松本市は晴れでしたが、気温は低め。薪ストーブの周りには自然に人が集まります。

薪小屋=グリーンラックについても何人かの方とお話が出来て有意義でした。

 

 



上原さん、ピザを仕込中。

鉄工としての技術はもちろんですが、ソフトな人当たりの良さ、親切心は、ファンも多いはず。

 

 

 



エイトノットさんのの薪ストーブは、これでもかと言わんばかりの分厚い鉄を使った、柔らかなフォルムが特徴的です。その上、オーブンとしての機能を持たせ、単なる暖房器具ではなく、調理器具とての魅力にあふれています。オリジナルの薪ストーブには思い入れがたっぷり。部品の1つ1つや、デザイン開発には物語があり、そのお人柄もあって、大金をはたいてでも欲しい!と思ってしまいます。

エイトノットホームページはこちら

 

 



明日も10:00~17:00開催しておりますので、お近くの方はぜひお越しください!松本市国道19号、北松本駅付近の白板の信号のちょと北です。

私も午後はスタンバっています!

トップラン感謝祭チラシ

 



ヒバ、ひのき、赤松でつくった木の香りが楽しめるこんなものをプレゼントしています。車の中にぶら下げておくのもよし、マキにするのもよし!?

 

 

 

 

松本市トップラン感謝祭

いつも大変お世話になっている、ノスタルジックカーの名店トップランの清沢社長。

11/24、25に、感謝祭が催されるということで、しおはら住宅デザイン設計も応援に出動します!当日は天気も心配されますが、薪用ラック=グリーンラックも展示させていただくことになり、ちょうどよい雨宿りアイテムになりそうです(笑)



たくさんの方が来てくれそうなので、こんなプレゼントを用意しました。車内に森の香りを放つ、お守りのような芳香剤のようなものをこしらえました。ヒノキや杉、松など各樹種のものを準備しようと思っています。

凹むのはもうやめて、出っ張っていこうぜ!という想いをデザインしています。

 

いろんなイベントや、おいしそうなものも目白押しなので、ぜひお出かけください!!

 

デッキを作り直す

先日ブログで紹介した岡崎市の築10年、ポスト&ビーム住宅の改修工事が始まりました。

天国のご主人の意向に沿った形で工事を進めることを誓います!



迷ったり、困ったら、奥様にはもちろん尋ねますが、仏壇の前にご相談と報告をしてゆきたいと思います。

約1カ月の工事日程で、年内に間に合わせます!!

ブログ=「おも~い契約」を読む

 

 



ログハウス魂にあふれる玄関ポーチですが、屋根が浅く、少し風のある雨の日には玄関ドアが濡れてしまいます。

防腐剤注入の木製デッキや階段もあちこちが腐りつつあり、全面的に更新。更にやっぱり屋根を掛けよう、ということになりました。

 

 



玄関と駐車場の間にある、駐輪スペースも屋根がほしい。だけど柱は立てたくない。そんなご要望に応えて参ります。新築当時は小っちゃかったお子さんも、いまや中学生。塩原の背丈(168cm)も、いつの間にか抜かれていました(汗)今後しばらくは自転車が大切です!

 

 



屋根の再塗装、外部木部(丸太の柱や梁、軒裏、腰壁、破風など)が当然予定されています。白い壁はしっくい調の石膏系左官塗り壁。(村樫石灰工業のプレモル白)

換気扇からの汚れも目立っています。

 

 



無機質材である左官の外壁の塗り替えは今回見送ります。素材として30年ほどの耐久性がありますので、単に見た目が汚れているからと言って、塗り替える必要はない、と考えました。向こう10年の時に再検討します。後日、全面的に足場を掛けて、丸太の腐れがないか念入りにチェックできます。

やはり10年毎にきちんと足場を掛けて、傷み具合をチェックしながらの再塗装なり、部材交換なりをしてゆくのがベターではないかと考えております。

 

 



今日から早速デッキの解体作業が始まりました。玄関だけに復旧が急がれます。

小川村の断熱改修工事を終えた、鍋内・毛利大工コンビです。2人合わせて110歳!

 

 



10年間露天で風雨に晒された防腐剤注入されたCBウッドと呼ばれる木材(基材はSPFと呼ばれる外材~主にパイン)もさすがに10年が限界です。

 

 

 

 



これでは安全に生活できませんね・・・。踏み板はすでに1年ほど前に腐って交換済みでした。

 

 

 

 



玄関デッキに続き、リビングにつながる南向きのデッキも全面的に更新されます。根太(ねだ)と呼ばれる、構造材が弱っていて、デッキの上を歩くと、多少ふわふわした感があります。

 

 

 



今回はちょっと値が張りますが、「30年間腐らない保障」をうたった、ランバーテック社のマイトレックACQを加圧注入した長野県産の杉材で更新、復活させます。

 

 

 

バイオマス利用学習会@東御市

弊社も参加している、”自然エネルギー信州ネット”より、薪ストーブの周辺事情や、県林務部井出さんによる、オーストリアにおけるバイオマス・林業に関する視察のレポートが盛り込まれています。先日、井出さんのお話しはお聞きしましたが、長野県の今後進むべき方向性に類似しているものと感じられ、興味のある方は必聴だと思いますので、お時間作ってぜひご参加ください。私も行くつもりです。

おも~い契約

今日は東海地区でご契約手続きをいただきに、雨の高速道路を走りました。

 



築10年のポスト&ビームのご住宅です。屋根と外部木部の塗装の塗り替え、それに腐りつつあるデッキの張替え、さらに、成長したお子さんたちのために間仕切り壁や、机・本棚などを造作するという大規模なリフォームを計画していました。

昨年の今頃です。

 

 



玄関ポーチに屋根を付けると、いくらぐらいかかるの?

だとか、

 

 

 

 



露天の玄関ポーチデッキと階段もそろそろ更新時ですね~、

など、仲良しご夫婦と一緒に調査・ヒアリングを行いました。

昨年の10月です。

 

 



「南側の広いデッキも腐りつつあり、全面的に更新したいと思うけど」、というご質問に対しては、ランバーテック社の30年以上腐らない木のデッキが、材料代は高くつくけど、また10年後に張り替えなくていいので、長い目で見たらお得です!などとお打合せをしました。

昨日のことのようです。

 



駐輪スペースにもやっぱり屋根が欲しいよね、子供たちの為にも、

とか

 

 

 

 



吹き抜けをつぶして、子供部屋とした方が良いのか?

 

 

 

 

 

 

 



吹き抜けに面した、2階のフリースペース(現状は物干しスペースとしている)に間仕切りを設けて部屋っぽくして、子供が成長して家を出た後、また取り外しが出来たりするようなことが、できちゃったりしますか?などなど久しぶりにお目に掛かったこともあって話が弾みました。

 

数日後、見積もりを郵送させていただき、「塩原さん、だいぶ頑張ってくれてありがとう!これで進めたいので、銀行でリフォームローン組んででも今回やっちゃうつもりだけどいい?」

「もちろんいいですよ!来年の春にできるといいですね!」そんなやりとりを電話でさせていただきました。

数週間後、再びご連絡をいただきました。

「塩原さん!銀行の審査、通ったから、近いうちに契約しましょう!」

「良かったですね!呼んでいただければ、いつでも、職場でも伺いますよ。」

「それじゃ、また予定が決まったら電話させてもらいますね!」

昨年のちょうど今頃でした。

仕事が大変にお忙しい中で、電話をいただいた気配がしました。

そしてこの電話が、最後の会話となってしまいました。私の兄と同じくらいの御年でした。

今年の1月、高速道路で深夜3時、交通事故により急逝。

当然、工事はいったん中断です。

奥さまからご一報をいただき、翌日、事故現場を通って、ご自宅へ。

人の生の、あまりのあっけなさに驚き、遺影を見て涙。

奥さまは、さまざまな手続きや整理で、泣く暇もない、と。

「主人がこうなってしまったので、今後家のことは、全面的に塩原さんに面倒みてもらわないと困る!」

と、大変にありがたいのですが・・・・。何とも言えない切ない表情で、奥さまにお願いされました。

「もちろん、力になれることは何でも致します。家のことに限らず、困ったことがあったら、やりきれない気持ちになったら、いつでもご連絡ください。」

「ほんと困った主人!なにもかもやりっぱなしで!いつか再会したらなんて言ってやろうかしら!」

・・・・・・・・・。

お家づくりに携わる関係上、打ち合わせその他は、ご夫婦ご一緒で行います。家族全員と関わりがもてる特殊な職業が設計という仕事でしょう。

時間は等しく過ぎてゆきます。

夏ごろ奥さまからお声掛けいただき、

「このまま放置しても、家は悪くなるだけ。例のリフォーム、そろそろやりましょう。仏壇置き場もつくらなきゃいけないし・・・。」

再び、打ち合わせ再開。奥さまと工事内容を一つ一つ再検討しました。

「仏壇が12月に出来上がるので、なんとか1周忌に間に合うように、年内に工事を済ませたい。仏壇置き場もこの窓の部分を出窓みたいに出っぱらせよう。」ということになり、追加費用を計算していると、奥さんの携帯に電話が。お子さんの通う学校の先生からです。

「〇〇君、熱が急に出て、戻しちゃった。迎えに来れますか?」

そんな連絡がありました。

「今、遠くから打ち合わせに来てもらっているので、終わったら行きます。」

「・・・・・・・・大丈夫ですか?」

「まぁ、大丈夫でしょう。打ち合わせ続けましょ。」

「じゃあ、なるべく手短に。」

 

その10分後でしょうか。再度先生から電話。

「熱がぐんぐん上がってるので、すぐ来てください。病院へ連れてって。」

打ち合わせ中止。

私は帰路、ぼんやり考えていました。仏壇置き場。そんなの必要ない、ってことなのかな?

 

先日、再度打ち合わせをしに訪問し、その事を奥さまに伝えると、

「実は私も、そうかと思ってたの。」



そして本日、ご契約をいただきました。奥さまにご署名・ご捺印いただく前に、遺影の前で、契約書をお見せし、工事内容を一つ一つ説明し、金額をお知らせし、工事日程などもお知らせしました。

お子さんは二人とも私たちと同じ部屋にいました。

「お茶入れますね。」

雑談すること数十分。

・・・・・・特に変わったことはありません。

「・・・・・・・・・・大丈夫みたいですね。」

「そうみたいね。そんじゃハンコ押しますね~。塩原さん、主人の代わりに。お願いしますね。他の人じゃだめだから。」

帰路、どしゃ降りの中、亡き I さんを偲びつつ、責任の重さを噛みしめました。

途中、岐阜~長野の県境で、高速道路上大きな事故がありました。その横を、ハンドルをしっかり持って通り過ぎます。

人の寿命よりも家の寿命は長い、というこれまで頭では理解していたことではありますが、そのことがどういうことなのか、そんなことも考えつつ。